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こんにゃく じゃーなる

[偉人(かも?)と蒟蒻]

ネコ型ロボ&22世紀の蒟蒻

 

 

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偉人と、“ゆるゆるぷるん”なこんにゃく。本シリーズでは、意外にも深い両者の関係と、こんにゃく雑学をピックアップします。

 

 

確か、こんな感じ。

 
30年以上に渡り、お茶の間のアイドル的存在で、今年の夏も映画で大活躍。第1回目は、そんな著名なネコ型ロボットと、こんにゃくのお話。

 

さて、彼のひみつ道具のなかで、あなたが欲しいのは?「人生やりなおし機」や「まあまあ棒」が欲しいという方は、ちょっと心配。お疲れ度高そうです…。

 

なーんて、余談はおいといて。

 

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テレレレ レッレレレレ〜♪(効果音)

高機能とは思えぬ、シンプルさ。

 
いつでも“欲しい道具ベスト10”に入りそうな道具のひとつが、「ほんやくコンニャク」!まずは、スペックをまとめてみました。

 

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【ほんやくコンニャク スペック】

 

●使い方・・・食べる。口のない旧式ロボットなどの場合は、頭の上に乗せる。

 

●機能・・・使った人は、相手の言葉がしゃべれる&わかるようになる。読み書きもできちゃう。

 

●適用範囲・・・相手が動物・宇宙人でもOK。ただし、一部部族などの言語は適用外。

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誰もが気になるであろう、味はというと…。基本は味ナシのようですが、作中では、「味つきは高価」との発言アリ。

 

調べてみると、過去のアニメ(映画含む)では、「ほんやくコンニャク アイス味」「ほんやくコンニャク お味噌味」「ウェルカム・ド・コンニャク 田楽タイプ」(日本語ベースに英語+仏語のキラキラネーミング!)などが登場したそう。

 

ちなみに“味つき”は、自分たちではなく、出会った人に食べさせるためにある様子。アイス味は雪男、お味噌味は古代アジア人、ウェルカム…は外国人令嬢に、ふるまわれた(?)とか。

 

と、ここで雑学。こんにゃく文化があるのは、日本・中国・ミャンマーといわれています。ミャンマーは一部の山岳地域、こんにゃく発祥の地・中国でも、雲南省・湖北賞・四川省など、ごく一部の人々しか食していないとのこと。

 

しかも、ミャンマーのこんにゃくは黄色をしていたりと、日本と全く同じこんにゃくではありません。

 

そんな背景もあって、「ほんやくコンニャク」を食べる相手は、大抵それが、“初・日本式こんにゃく”になるワケ。だからこそ、相手に合わせた味つけで、おいしく召し上がっていただくわけでしょう(きっと)。

 

こんにゃくは、偉人の“お・も・て・な・し”マインドの見せどころなのかも?22世紀にも、日本の食&心は、顕在の模様です。

 

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「アンキパン」は、大手企業が商品化済み。

次は、東京五輪に向け、

「ウェルカム・ド・ほんやくコンニャク

〈田楽みそ付き〉」なんて製品が

登場しても、よさそう。