
[こんにゃく芋 栽培日記]
5日目:根っこニョキ×2編
こんにゃくの原料、こんにゃく芋を育てる本連載。2回目も、マメ知識と合わせ、成長をレポート!
さて、6月初旬の植えつけから5 日。早くも、ビシビシっと根っこが生えてきました!!これは基根(きこん)と呼ばれるもの。ここからさらに、支根(しこん)と呼ばれる細かな根が出てくるそうです。
基根になったのは、発芽した種芋にあった、乳白色のヤツ。摩訶不思議な物体でしたが、根っこのモトだったワケです。
こんにゃくの根の特徴は、地中に深く根を下ろすのではなく、浅く横にはうこと。根に空気を吸う穴が少ないため、このように成長するとか。
ついでに、こんにゃくの植物分類を紹介すると、被子植物亜門—単子葉植物綱(たんしようしょくぶつこう)—ユリ・ラン亜綱(あこう)—サトイモ目—サトイモ科—コンニャク属—コンニャク種。ざっくりいうと、サトイモの仲間です。
とはいえ、加工せずに食べられるサトイモとは異なり、芋のままでは、エグ味のカタマリ。かじっただけで、口の中が痛くなるほど!人はおろか、ネズミでさえも寄りつかないとか…。見た目に違わぬ、悪羅悪羅(オラオラ)系でございます。
そんなエグ味たっぷりの芋が、どう加工したら、おいしいこんにゃくになるのか?それはまた、別の機会に。
今回は、地表に出ていた根にやさしく土をかぶせ、観察終了で〜す。