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こんにゃく じゃーなる

[ご当地 美味 を訪ねて]

妖怪みそおでん!@深大寺

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その土地ならではの、こんにゃく料理をレポートする“ご当地 美味を訪ねて”。
日頃のご愛読、誠にありがとうございます。楽しんでいただけていますでしょうか。

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〜深大寺本堂〜

 

今回は、お蕎麦や温泉で有名な東京都調布市深大寺(じんだいじ)へ行って参りました。
さてさて、ここで食べられるこんにゃく料理とは何でしょう…。噂では、かの有名な妖怪に似せた“みそおでん”が食べられるそうな。果たして、その真相や如何に!?

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あっ!ゲゲゲ!

 

期待に胸を膨らませて、新宿から京王線で調布駅へ。調布の町中を散策すると、所々に妖怪たちの姿を発見することができました。

Web
天神通り商店会♪

こちらもゲゲゲです

 

しかしなぜ、調布が妖怪たちにジャックされてるのか!?
 

実は調布は、昨年(2015年)に、惜しくも亡くなられた、水木しげる先生が50年以上も住んだ町で、第二の故郷的な場所なんです(因みに第一の故郷は鳥取県)。
皆さんご存知の通り、水木先生といえば数々の有名妖怪の生みの親でいらっしゃいます。

その縁あって、調布は“妖怪の町”的なイメージが定着し、これから向かう深大寺にも“ゲゲゲな施設”をオープンさせちゃったんだそうな。

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あちらこちらに

ゲゲゲ ポイント発見♪

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おもしろい工夫がたくさん♪

 

調布駅北口(パルコ前)からバスに乗ること約10分、深大寺へ到着しました。参道へ入ってすぐ左手の目立つ建物が今回の目的地です。妖怪グッズの販売コーナーの他、妖怪ギャラリー、妖怪喫茶が併設されていて、水木ワールドにどっぷり憑かれます(笑)。

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そうそう!この妖怪です♪
「ぬりかべ~~~!」

 

さっそく妖怪喫茶にて、お目当ての品を実食です。
 

運ばれて来たのは、可愛らしいサイズの“ぬり壁型こんにゃく”×2個。鳥取県大山山麓(だいせんさんろく)の有機こんにゃくを使っているそうで、故郷への強いこだわりを感じました。

歯応え十分で、アク臭さもあまり感じさせません。それを引き立たせる田楽味噌は、この店の自家製なんだとか。大豆の粒がやや残っていて、こんにゃくとの相性はバッチリでした♡

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名水の郷:大山山麓

 

最近、こんにゃく芋の栽培に力を入れているという大山山麓。鳥取県の西、日本海側に位置し、“名水・湧水の郷”として有名です。“水が旨いところ、旨いこんにゃく有り”。なるほど、納得の一品なわけです。「これは我等が日光とも、共通するところだな〜。」と一人で悦に入っておりました♡

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温泉+お蕎麦
贅沢ですよね〜♡

 

ここ深大寺は温泉&お蕎麦も有名です。特にお蕎麦は、20軒以上ものお蕎麦屋さんが、ひしめき合うほどなんです。これを食べずして帰れませんよね〜。

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帰りはつつじヶ丘から♪

調布の皆さん、ありがと~♪ 

 

都会の喧騒を忘れさせてくれる、緑豊かな深大寺。妖怪たちにワクワクし、みそおでん&お蕎麦に舌鼓を打つ。帰りにひとっ風呂浴びりゃ、身も心もとろけちゃう♡文字通り妖怪…いや!溶解しちゃうような心持ちになりました。