[レアもの 試食隊]
蒟蒻でタピオカもどき
今をときめく人気ものタピオカ、実はこんにゃくと深〜イ関係にあるんです。今回は、そのヒミツの関係(?)と、自宅でスグできる「こんにゃくでタピオカ代用! タピオカ風ドリンク」のレシピをご紹介〜♪
昨今では「ブラックタピオカのモトが品薄!」なーんて悲鳴も聞こえるほどの人気を誇る、タピオカ。上は、某コンビニでゲットしたタピオカドリンクです。
この商品、原材料名を見てみると……。
タピオカがこんにゃく粉からできている?! そう、巷にはこんにゃくで作られたタピオカ(もどき?)が出回っているんです。
本来、タピオカの原料となるのはキャッサバ芋。キャッサバ芋のでんぷんを使って、丸くて小粒のタピオカが作られています。
こんにゃく粉で作られたタピオカ(もどき)は、タピオカ専門店ではなくコンビニなどでよく目撃されている模様。さらに「マンナンタピオカ」などの名前で売られている“タピオカ風粒こんにゃく”もあるようです(気になる方はググってみて)。
先ほどのボトルの中身は、こんな感じ。“本物タピオカ”に比べるとモチモチ感は劣るものの、あっさりチュルンと美味しい粒々が入っていました。
タピオカもこんにゃくも芋生まれ、そしてともにグニっと食感……と考えると、両者は親戚と言えるかも?!
そんなわけで、TV・ネットでは、市販のこんにゃくでタピオカ風ドリンクを作るレシピも紹介されています。「こんにゃく じゃーなる」も、オリジナルレシピを考えてみましたヨー!
タピオカもどきの材料は「つきこん」と「黒みつ」です。
「つきこん」を熱湯にさらし、ニオイをとります。その後、0.5センチほどにカット。タピオカ用ストローで吸いやすい大きさ、そして喉につまらない大きさにしてくださいね。
耐熱性の容器に移し、こんにゃくがひたひたになるように「黒みつ」を入れます。これをレンジで加熱。
加熱時間は量により異なりますが、写真で1分。黒みつがグツグツするぐらいまでが目安です。
温まった黒みつが溢れないよう&やけどしないように、容器は皿ではなくマグカップを使うのがオススメ。
こんにゃくが冷えてから、ドリンク用のグラスに移します。まずはフォークでこんにゃくだけを移動。
グラスにドリンクを注げば完成! ミルクティーでもいいのですが、今回はミルク入りコーヒーにいれてみました。甘さが足りなかったら、先ほどの黒みつをスプーンですくって加えて。
気になる味はというと、チェーンの某珈琲店の黒糖ミルクコーヒーのようなコクのある味わい。小粒ゆえ、“本物タピオカ”ほどのモチモチ感はないものの、ちょっと硬めのタピオカっぽい! プチプチというかツブツブというか、とっても楽しい食感♪
これは「アリ」です! でんぷんで出来たタピオカは糖質たっぷりですが、こんにゃくならカロリー控えめだしね♡
そうそう、昨今ではタピオカのホットサンドなんかも話題ですよね。上は、黒糖風味のタピオカをチョコレートシロップとともにサンドしたもの。
パンのカリッと食感×タピオカのモチモチ、黒糖×チョコレートが互いに引き立てあって、なかなかユニークな美味しさ!
黒みつ漬けのタピオカ風こんにゃくは、ホットケーキミックスに混ぜて焼いてもイケそう。。。黒みつを水で薄めた(黒みつ:水=2:1)レシピで作れば、そのまま和風スイーツとしても食べられちゃいますよ。
みなさん、試してみてくださいねー!