
[こんにゃく芋 栽培日記]
収穫芋de蒟蒻づくり
2014年の栽培で収穫した、芋のその後を伝える「栽培日記Z」。今回は、9月末に無事収穫された3年生の芋どもで、こんにゃくづくりに挑戦です。
本来ならば、こんにゃくづくりのプロ・シャチョーくんにクッキングしてもらいたいところですが、彼は現在、「こんにゃく芋 栽培日記 Season2 -畑編-」で大忙し。そのため、2014年の「栽培日記」にチャレンジした、こんにゃくづくり経験ゼロのじゃーなるスタッフがお送りしまーす。
お手製こんにゃくの材料は、こんにゃく芋・石灰・水の3点のみです。
良質な芋の場合、皮に光沢があり、大きさに対して重さズッシリ、芽はとがっていてピンク色(くすんだ黄色はダメ)とのこと。イイ芋とダメ芋のちがいは、こんにゃく芋の主成分・マンナンの量がたっぷりか、少なめか…にあります。
今回の芋は、ちゃーんとピンクの芽だし、イイんじゃないでショーカ!? ※ホントは収穫したてのが、美味しいこんにゃくがつくれそうだけど(汗)
皮をむいてみました。断面は硬め(ぶよぶよ柔らかいのは、ダメ芋)が、良質な芋の証だそう。うん、悪くない…ハズ!
ちなみに、生のこんにゃく芋には、エグ味たっぷり。皮むきの際は、手荒れ防止にゴム手袋がマストです。芽のまわりはとくにアクが強いので、しっかり取り除くのがポイント。
カットした芋に水を加え、ミキサーでドロドロにすると、こんな感じに。こげないようにマゼマゼしながら、グツグツします。
ドロドロが透明になってきたら、今度は水酸化カルシウムを湯で溶いたもの(=石灰水)を加えます。
ん?なぜ石灰かって?それは、石灰がアルカリ性だから。芋に含まれるコンニャクマンナンは、アルカリ性物質に反応するとプリプリに固まるんです。
あとは、型に入れて固まるのを待つだけ♪
…のハズだったんだけど、3時間待っても、ちっとも固まらない!!ナゼだ!?
もしかして、石灰の量が足りなかったの?ということで、片方の型に再度、石灰水を加えみました。
そして、翌朝。あいかわらず2個ともドロドロのまま、プリプリのこんにゃくになる気配ゼロです。
収穫した芋どもよ、君たち実は、マンナン不足のダメ芋だった…のかい(泣)?
くやしい!くやしいデス!!収穫芋からのこんにゃくづくりは、畑での栽培に勤しむシャチョーくん(の2015年秋以降)にまかせるとして、まずは芋からのこんにゃくづくりを成功させたいッ。
新たな目標を叶えるべく、通販でポチっと芋をお取り寄せ。後日の「栽培日記Z」では、“こんにゃくづくりリベンジ編”を お届けします。