[偉人(かも?)と蒟蒻]
ボクサーJ&蒟蒻的戦法
今回は、アニメ・映画はもちろん、今やパチンコにまでなっている、不朽の名作ボクシング漫画から、偉人Jとこんにゃくの関係をご紹介。
“こんにゃく戦法”発案者の
コノ人もまた、偉人なり。
ボクシングと言えば、打つべし、打つべし!…と、パンチの強さが強調されがちですが、本当に強いボクサーは防御がうまいのだそうです。今回の偉人であるJは、めきめきと攻撃の実力をつけていきますが、防御はなかなか覚えず…。
それを案じたコーチ、独眼のおっちゃんが主人公に伝授したのが、こんにゃくのように体をよじり、攻撃をひょいひょいっとかわす、“こんにゃく戦法”。フットワークだけでパンチをかわしていると、相手の目が慣れてしまうので、この“こんにゃく戦法”と足さばきを交互に使い、翻弄するんです。
Jが地味な防御は馬鹿にして覚えないだろうと踏んだおっちゃんは、まず、対戦相手に“こんにゃく戦法”を教え込みました。結果、Jは“こんにゃく戦法”による防御に苦戦…。
試合の間に見よう見まねで、自らも“こんにゃく戦法”を習得し、みごと勝利をつかむことに。名ボクサーを防御の大切さに目覚めさせたのは、我らがこんにゃくだった…のであります!
弾力を生むのは、
マンナン+アルカリ!
“こんにゃく戦法”の鍵は、こんにゃくのようなしなやかさ。単に柔らかいだけではダメなので、“ゼリー戦法”でも“クラゲ戦法”でもなく“こんにゃく”だったワケなんです。
偉人に強さのヒミツを教えた、こんにゃくの弾力。それを生むのは、こんにゃくの原料、こんにゃく芋に含まれるグルコマンナン(ココにも登場!)です。すりおろしたこんにゃく芋orこんにゃく芋の粉に、アルカリ性の凝固剤(ココを参照)を加えると、反応を起こして固まり、こんにゃくになるんです。
食品はアルカリ性と酸性に分類することができるわけですが、酸性食品の食品は、肉類、魚類、卵、砂糖、穀類など。対して、こんにゃくを含むアルカリ性食品は、野菜、果物、海藻、きのこ、大豆など。
欧米チックな食事をしていると、酸性食品に偏ってしまうので、アルカリ性食品を意識的にとることが、バランス的に◎です。
もちろん、女もネ。
ボクシングで強くなりたいなら、“こんにゃく戦法”、生活習慣病に強い身体を目指すなら、こんにゃくメニュー! みなさん、しっかり覚えておいてクダサイネー♪