[ぷる×2系 パワスポ]
亀戸香取のこんにゃく神輿
こんにゃくゆかりのパワースポットを巡る、本連載。今回はなんと、こんにゃく的な神輿(!)が登場です。
「こんにゃく神輿」があるのは、東京都江東区の亀戸香取神社。TVに度々登場している下町の有名パワスポで、境内からは東京スカイツリーがドーン!!
古くから武運の御神徳で知られてきた同社ですが、近年は勝ち運を司る“スポーツ振興の神”として信仰を集めています。
それゆえ、多くのアスリートが参拝。取材で訪れた際は、鎮座1350年を記念した「スポーツ燈籠會(え)プロジェクト」が行われていました。灯籠には、あの五輪選手をはじめ、数々のアスリートたちの言葉が…!
そんな同社の「神幸祭(じんこうさい)」は、4年に1度。五輪イヤーに合わせて催され、このときだけ「こんにゃく神輿」を目にすることができるんです。
それがコチラ。変哲のない立派なお神輿に見えますが、担がれて上下左右に揺れると、屋根・堂・台座がクネクネとスライド。その動きゆえ、“こんにゃく”の名がついたワケです。
屋根・堂・台座、それぞれをガッチリ固定した方が容易につくれるそうですが、クネクネ動くように隙間を残して固定しているのは、「高度な技術ドヤ☆」的な江戸職人の心意気ゆえ。
ちなみに匠の技“クネクネ”が見られる「こんにゃく神輿」は、現在国内に2基のみ(もう1基は九州)と超希少。
2016年の「神幸祭」は、五輪開幕直後の8月5〜7日に行われました。次に登場するのは2020年。記念すべき東京オリンピックの年の「こんにゃく神輿」、是非ゼヒ現地で拝みたいものです♪
参拝の際は、5日で500個近く出たこともあるという大人気のお守りも、要ゲット。お守り袋をいただいたら、社殿近くの砂利から白い石を見つけ、手水舎で清めて袋へ…。
そう、探し出した白い石が意味するのは“白星”。スポーツはもちろん、仕事や商売で勝ちたいという人にも、きっと心強い味方になってくれるハズです。
さらに今年の夏からは、NEWパワスポ「勝石」がお目見え! 「藤原鎌足がこの地・亀の島に船を寄せ、香取大神を祀り、太刀を納めた」という同社の起源にちなみ、亀の島&太刀をモチーフにした約5トン(!)の巨石です。触れてパワーをいただいちゃいまショウ♥︎
こんにゃくの如き柔軟性を持って取り組めば、スポーツも仕事もきっと勝てる…そんな教訓を(勝手に)学んだ、今回の参拝でした☆
■おまけ■
そのほか境内で有名なのは、「亀戸大根之碑」。亀戸大根とは、江戸時代にこの地で盛んに栽培された江戸野菜のこと。大根なのに、地域のシンボルとして神社の石碑になっちゃうとは、恐るべし…。
シャチョーくんのつくるこんにゃくも、人気が高まれば、いつかは日光のシンボルになれる…かな!? そのあかつきにはきっと、シャチョーくんが三猿のご近所に「日光杉並木こんにゃく之碑」を立てる…ことデショウ。
その日を夢みて、これからも勝負=こんにゃくづくりに挑みまーすv^^v