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こんにゃく じゃーなる

[ゆるぷる都市伝説]

蒟蒻の買い占め騒動?!

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コロナ騒動が始まってから、多くの人に買い求められたものは? マスクにトイレットペーパー、一時は米やカップ麺なども大量購入されていましたヨネ。

 

買い占めといえば、昨年の台風19号の時も大騒ぎに! 食品陳列棚がスッカラカンになったスーパーも。パンがないならお菓子を……という流れで、主食以外の食品も品薄状態だったようです。

 

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こんにゃく売り場は、

非常時も商品 密★

 

そんな中、こんにゃく売り場は常に“買い占め無風地帯”デス。近くに並ぶ納豆が売り切れても、こんにゃくはモリモリ残存。でもね、非常時に人々がこぞってこんにゃくを求めたこともあるんです。

 

今回は、過去の「こんにゃく買い占め騒動(?!)」と、おこもり生活の今こそ活用して欲しい「こんにゃくのヘルシーパワー」をご紹介します。

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画像は、ただの
赤富士(by.北斎)。

 

こんにゃくの買い占め(?)が起きたのは、江戸時代中期のこと。宝永4年(1707年)、歴史上日本最大級といわれている宝永地震(南海トラフ巨大地震のひとつ)が発生しました。

 

その49日後には、宝永大噴火が……。これは、今のところ最後となっている富士山の噴火。関東一円に大量の灰が降り注いだそうです。そして、灰による健康被害を心配した人々が注目したのが、こんにゃく。

 

こんにゃくの砂おろし」なーんて言葉、皆さんも聞いたことありますよね。これは「カラダの中の砂=カラダの中の不要なもの」を取り除くということらしいのですが、当時の人々は灰も排出してくれるハズと期待したのでしょうか。なんと、こんにゃくの価格が高騰するほど買い求められたとか!

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『和漢三才図会』は、

妖怪(上)まで解説する
百科事典的書物!

 

江戸時代中期に編纂された『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』には、「俗にいう、こんにゃくは、腹中の土砂を下ろし、男子最も益ありと、そのよるを知らずといえども、さい病(呼吸器系の病)を治すに功あり」として紹介されています。

 

また、同じく江戸時代中期に健康本として読まれていた『養生訓(ようじょうくん)』には、精根尽きた際には「コン」のつくものを食べるように……との記載が。つまり、大根・れんこん・昆布・ごんぼう(ごぼう)・こんにゃくなどを食べると、精がつくということのようです。

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ごはんにも

おつまみにも。

 

江戸時代に信じられていたこんにゃくの健康パワーは、現代の科学から考えるとハテナな部分も。しかし、こんにゃくに食物繊維が豊富なのは間違いありません!

 

食物繊維は、腸のお掃除役。腸の働きを促し、腸内の善玉菌を増やすパワーがあると言われています。免疫力のおよそ70%が腸によって生み出されるという説があることを考えれば、“こんにゃく=健康”と考えた江戸時代の書物にも納得(かも)。

 

おこもり生活も長くなってきた昨今、運動不足・生活リズムの乱れによるメタボ化や便秘が気になっている人もいることでショウ。そんなときこそ、こんにゃくがヘルシーパワーで応援します❤︎

 

皆さんが、健康&心穏やかに日々の食事を楽しめますように……。

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