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こんにゃく じゃーなる

[偉人(かも?)と蒟蒻]

織田信長&アカ〜い蒟蒻

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本シリーズでは、こんにゃくと偉人の関係&こんにゃく雑学をフィーチャーします。

 

さて今回の偉人は、戦国武将・織田信長。銃後群れ(=1560)なす桶狭間、十五夜に(=1582)おきてしまった本能寺、のあの人です。
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これ、こんにゃくナンデス。

 

みなさん、信長が安土城を築いた滋賀県近江八幡のこんにゃく、見たことあります?驚くことに、真っ赤なんです。

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※注意※
セリフは編集部による妄想です

 
その由来は諸説あるものの、派手好きだった信長が、グレーのこんにゃくを赤くするように命じたため…との説が広く知られているそう。

 

鳴かないホトトギスは殺し、地味なこんにゃくは染め上げちゃう…。うーん、さすが天下を目指す男は違います(汗)。

 

入手した赤こんにゃくが通常のこんにゃくの2倍はあろうかという厚さなのも、もしかしたら、信長の野望によるものなのでしょうか…。
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信長も大好き、天下の奇祭!

現在も大人気でゴザイマス。

 

また、かつて安土城下で行われていた「左義長(さぎちょう)まつり」にちなんだという説も。「左義長まつり」は華やかな山車が名物とされ、祭の日には、信長も華美な女装でおどり出た…という記録が残っているとか!

 

山車には竹ざおを立て、赤い紙かざりをつけるのが、お約束。赤こんにゃくは、この飾りと同じ色に染められた…ともいわれているんです。

 

さらには、商売熱心な近江商人が、商品を特徴づけるために赤くした、寺社仏閣が多い地域性により精進料理が発達し、刺身に似せて赤くなった…との説も(こういうこと?!)。

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並べると、改めて衝撃的。

 

ちなみに原料にはもちろん、こんにゃく芋を使用。味も、グレーのものと同じ。見た目こそ刺激的ですが、実はとっても馴染みやすいコです。歯ごたえは固めで、みっちり中身の詰まった感じ。食べ応えアリです。

 

気になる赤い色のつけ方は、トウキビの実の皮を煎じたもの→食紅→三二酸化鉄と、時代とともに変化してきたそう。

 

現在の赤こんにゃくは、三二酸化鉄のおかげで、鉄分が豊富というメリットも。ダイエット中の貧血が心配な女性の強〜い味方♥見かけ倒しじゃないんです。歴女ならずとも、一度お試しア〜レ♪

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グレー、白、ミドリは一般的。

黄色もあったし、赤も発見。

ほかのレアカラーを

ご存知の方は、

コチラにご一報ください!