[栽培日記 Season2]
5月初旬 汗と涙の植え付け
よく晴れた爽やかな、5月初旬。こんにゃく芋の植え付けをしました!
ご指導くださったのは、前章で登場の全則(ゼンソク)さん。種屋の池ちゃんも、お手伝いしてくれました♥
サラサラ~って♪
結構、様になってるじゃ~ん?
譲り受けたサトイモの肥料をまきます。バケツにあけ、一カ所に固まらないようにまくのがポイント。
次は、耕運機の出番!動くかな…と心配でしたが、見事にエンジン始動。ドドドドドドッ!いぶし銀なエンジン音です。数々の田畑を耕してきた、老練な音。か〜っこいい♪
でも、まだまだ心配が。農業初心者のワタクシ、こやつを操りこなせるのか…?その予想は的中し、みごと耕運機に振り回されっぱなし(汗)。「初心者なんぞにワシが使いこなせるか(ドヤ)」と言わんばかりに蛇行しまくりです。とくに、カーブが難しい。なかなかコツがいるみたいですね〜。
耕運機でたがやした後は、鍬(くわ)での作業。あらかじめヒモで種芋を置くラインに印をつけておき、鍬を入れていきます。これは、かなりの重労働。
あかぎおおだまは花を
咲かせるのに挑戦します!
今回、メインで植えるのは「はるなくろ 一年生」です。
ここで復習ですが、こんにゃく芋は三年でやっと収穫される作物。今年、一年生を植えるということは、来年には二年生を植え付ける事になるのです。収穫まで、長い話になりますが、どうぞお付き合いくださいませmm
また×2 腰が〜ぁ!
先程、鍬作業で作ったくぼみに種芋を置いていきます。大体、芋三つ分ほどの間隔を空けて種芋を置き、土をかぶせ…。植え付けは、この繰り返し。これがまたタイヘン〜(泣)。
秋に、ひとまわり大きくなった
その姿を見せておくれ!
以上で、植え付け完了♪結構な汗を流しましたが、想像以上に面白かった!手がかかる分、収穫も楽しみ。作物にも、愛着が湧きそうです。現代の大量生産・大量消費・コストを下げるために原価計算し、少しでも安い材料を…なーんて考え方が、チョット馬鹿らしくなりました。
こんなに手間がかかるのに安く売ったら、芋たちがかわいそうっ(;_;)そこに愛はあるのかい!?ものづくりの原点に戻れた気がする、植えつけ体験でありマシタ。