[栽培日記 Season2]
7月 梅雨のち晴れ!
7月初旬、まだまだ梅雨が続いています。そんなある日、葉にたかる赤い虫が。「ん?てんとう虫か?アブラ虫を食べてくれる益虫だよね〜♪」なんて、のんきにしていたのですが…。
葉っぱ食ったの、お前だな><
美味しかった?
ねぇ、美味だった?(泣)
よく見てみると、葉が食われているではないですか!実はこいつの正体、通称「テントウムシダマシ」こと、「ニジュウホシテントウ」。見た目は可愛いてんとう虫、しかしその実態は、葉を食べる害虫なのです。
あぁぁぁ。枯れていく〜。
植え付け以来、台風と雑草、そして害虫と心配の種が続く畑栽培ですが、病気もまた強敵のひとつ。見た目はイカツイこんにゃく芋、実は結構、ひ弱なんです(汗)。ウチの芋たちも、「葉枯れ」という病(多分)に…。
ここで特効薬「ボルドー液」の出番です。なぜ「ボルドー」なのかと申しますと、1885年フランスのボルドー大学で効用が発表されたことに、由来するとか。
昔からブドウ栽培に使われてきた薬で、現在はさまざまな作物に使われています。JAS(日本農林規格)において、「有機農産物」の表示が認められている安全性が高い薬です。
これで、病気の広がりを食い止められるハズ。しかも害虫にも効果アリで、一石二鳥!できれば撒かずに、スパルタで育てたかったのですが、今シーズンは計2回撒きました。
見事にすくすく〜^ ^
害虫&病気の対策をしている間に、7月も中旬に。関東地方は梅雨明けし、久しぶりに晴天の日々!芋たちも気持ち良さそうに、葉を広げています。
長雨・低温が続くと、やっぱり作物にはnot good。適度に晴れ、適度に雨が降る。この絶妙な自然の恵みがあってこそ、作物が成長するのです♥︎
芋たちが心配だったため、今年の梅雨はとくに長く感じました。小さい畑ながらも農業をやると、すごく天気が気になるもんなんですね〜。改めて、作物を育てる大変さに気付かされました。
■おまけ■
さてさて、雑草防止に植えたマルチ大麦はどうなったかと言いますと…。ワサワサと成長!シャチョーくんも草枕でひと休み♪