
[シャチョーくん 通信]
蒟蒻いなりで春気分♡
春といえば、花見にピクニックに春休み。例年ならば、心躍る行楽シーズンですよね。
みなさんに少しでも春の気分を味わって欲しい……ということで、こんにゃくでつくる“ぷるぷる いなり寿司”の話題をお届けしマス。
こんにゃくいなりってレア……と思いましたか? 実は、ネットなどでは数々のレシピが公開されているんですよ。
また、北海道から九州までショップを展開する某いなり寿司専門店でも、販売されていました!
これが、某店のこんにゃくいなり。味付けされたこんにゃくの中に、ゆずの皮を散りばめた酢飯が詰まっています。
ぷるぷるなのはもちろん、油揚げのいなり寿司より味付けも爽やか。ウマい……!!
ということで、我々もさっそくクッキング♪
まず、こんにゃくを厚さ0.8ミリほどにスライスし、袋状に切り込みを入れます。先の細い包丁を使うのがポイント。こんにゃくがぷるぷるなので、手を切らないように注意してくださいね。
その後、熱湯に1分ほどさらし、臭いを取ります。もちろん、湯がいてもOK。煮物などでは気にならない程度のこんにゃく臭も、さっぱりとした酢飯と合わせるとチョット気になることがあるんです。なので、下処理をしておくのがオススメ。
以前、シャチョーくんのこんにゃくでつくった「こんにゃくいなりスープカレー」が『神田カレーグランプリ』に参戦したこと、覚えていますか?
その際は、カレーにディップするためほんのり味付けをしたのですが、今回はこんにゃくにしっかり味付け。
使った調味料は、麺つゆ・おろし生姜です。濃縮タイプの麺つゆの場合、1倍に薄めて使ってくださいね。
鍋に、こんにゃくが半分浸るぐらいまで、麺つゆを入れます。そこに、こんにゃく袋1枚あたりパール1個分のおろし生姜を加えて混ぜましょう。
おろし生姜を使うのは、こんにゃくの爽やかさを底上げするため! 生姜の隠し味を加えることで、より酢飯に合う味付けになるんです。
あとは、麺つゆがなくなるまで強火にかけます。
煮上がったら、こんにゃくについた水分をキッチンペーパーで抑えて、酢飯をイン!
酢飯に、白ゴマ・たくあんのみじん切り・ゆずピールなどを少々加えると、食感&見た目のアクセントになりますよ。
ちなみに、こんにゃくは「味染み」にこだわって選ぶのが、美味しいいなり寿司に仕上げるコツ!
今回使ったのは、シャチョーくんがつくる『神々の蒟蒻』です。「選りすぐりのこんにゃく粉」&グニグニ食感を生み出す「バタ練り製法」で、味染みに自信アリ。グニグニなのにフワフワな柔らか食感も、たまらない一枚です♡
シャチョーくん宅では、盛り付けをお花見弁当風にして、食卓で春ムードを楽しんでみました。
心配事の多い昨今ではありますが、気分&フードだけでも春爛漫を味わってくださいね……!