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こんにゃく じゃーなる

[こんにゃくWord 学習帳]

無理あり過ぎ!田楽の由来

2022年春、北野谷商店から『冷やし 串でんがく』が新発売♪

 

老舗の伝統製法で、しこしこ固めの歯ごたえに仕上げてあります。また、田楽の定番は甘い味噌ですが、『冷やし 串でんがく』は酢味噌がセット。

「涼を感じる味わい」「クククっと歯が食い込む食感、クセになる」と、評判上々です❤︎

ところでみなさん、こんにゃく田楽=冬のイメージじゃないですか? しかし実は、田楽のルーツは5月にアリ!

 

今回は「田楽ってなに?!」をテーマに調べてみました。

 

記事ラストでは、『冷やし 串でんがく』の美味しさもお伝えします。

豆腐田楽、こんにゃく田楽、なすの田楽……。神社や祭りで奉納される舞いが、田楽踊りなどと呼ばれることも。

 

これらさまざまな“田楽”のご先祖さま、意外にも同じものなんです。

「田楽」とは、もともとは農耕儀礼のこと。5月の田植えの時期に、笛・太鼓を鳴らし歌い踊りながら作業していたのが起源とか。平安時代にはすでに行われていたそうです。

 

田植えは重労働。多くの人手も必要。そこで、みんながノリノリで(?)作業できるように、生み出されたわけです。

豊作を願って農作業の真似ごとを行う田遊び・田祭りなど、あるいは神社などで奉納される田楽舞なども、 そこに源流があると考えられています。

『年中行事絵巻』より。
平安時代の田楽法師による田楽の様子。

『北斎漫画』より。
江戸時代はより曲芸化?

 

田楽は、エンターテイメントとしても発展しました。

 

平安末期には「田楽法師」なる職業が生まれます。隊をなして芸事を披露するプロ集団「田楽座」がいくつも結成され、庶民から貴族までが大熱狂!

『和国諸職絵つくし』より。
左が高足を披露する田楽法師。

 

この田楽の中に「高足(こうそく)」と呼ばれる演目がありました。ホッピング型の竹馬のようなものを乗りこなすイメージです。

料理としての田楽に話を移します。

 

室町時代になると、すり潰した味噌が調味料として用いられるようになり、現在と同じような豆腐田楽が食されるようになりました。

さて、もう一度田楽法師の絵を見てみましょう。

 

豆腐料理は、串刺し、豆腐の白、味噌の茶色。
田楽法師は、高足、白袴、色つきの打ち掛け。

 

似てる……かも? これが、串刺し+味噌の料理が「田楽」と名付けられた理由なんですって。

こんにゃくが庶民に食べられるようになったのは江戸時代なので、こんにゃく田楽が一般化したのは、豆腐田楽のもう少しあとですね。

 

ちなみに、「こんにゃく“田”楽」は「お“でん”」の原型です。その話はまた改めて……。

ではラストに、北野谷商店『冷やし 串でんがく』をご紹介♪

 

北野谷商店のこだわりは、バタ練り製法です。手間ひまかけたバタ練りこんにゃくは歯ごたえ◎。マシーンで攪拌された量産型こんにゃくとは、一線を画す食感です。

また、『冷やし 串でんがく』は、バタ練りこんにゃくの中でも固めなのが特徴。

 

北野谷商店のメイン商品『日光杉並木 板こんにゃく』もバタ練り製法ですが、こちらは「ぐにぐに食感」。『冷やし 串でんがく』は「しこしこ食感」です。

 

固め食感の商品は、ほかに『日光杉並木こんにゃく(5枚入)』があります。「5枚入のクククっと歯が食い込んでいく感覚、クセになる!」という声に応えて生まれた春夏商品が、『冷やし 串でんがく』なんですよ。

江戸時代、こんにゃく田楽はファストフードとして人気を博したとか。

 

『冷やし 串でんがく』も、①袋からこんにゃくを取り出す ②商品トレーに乗せる ③セットの酢味噌をかける の3ステップ。こんにゃくの水洗い・調理・皿洗い不要です♪

 

『冷やし 串でんがく』、5月〜夏はビールと一緒に冷蔵庫にLet’sストック。酢味噌の涼&しこしこ食感、ぜひお楽しみください!


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※ご紹介した歴史に関しては諸説あります。